薬草学

シャクナゲ【石楠花】の煎じ茶

しゃくなげの葉と煎じ茶

しゃくなげの葉と煎じ茶

【効用】

高血圧

【煎じ方】

石楠花の葉を一枚ずつ摘み取り、1~2ケ月の間、陰干しておく。お茶に煎じる場合は、2リットルの水を入れた“やかん”に、シャクナゲの葉を三枚入れて強火で10分くらい沸かして、弱火で10分くらい沸かして、薄茶色に色がついたら出来上がりです。

1度使った“シャクナゲの葉3枚”で、お茶は、3回に出します。4回目の時は、新しい“シャクナゲの葉を3枚”やかんに入れて、合計6枚の葉で、お茶を3回に出します。その際、最初に入れておいた3枚の葉は、ハサミで葉を半分に切っておかれると後で選別がしやすいかと思います。2度目の“シャクナゲの葉”で3回お茶を煮出した後、3度目の“シャクナゲの葉3枚”入れる前に、再度、2度目に入れたシャクナゲの葉を3枚ハサミで半分に切っておきます。4度目の“シャクナゲの葉3枚”を入れる際に、第1.2目の際にハサミで半分に切った葉は、すべて取り出します。その繰り返しで、シャクナゲのお茶を煎じていけばよいでしょう。

【注意事項】

成分グラヤノトキシン(ロドトキシン)類により中毒を引き起こすので注意。ハクサンシャクナゲの葉のお茶としての飲用による血圧低下の急性中毒例がある。セイヨウシャクナゲなどの園芸種も有毒なので注意。海外からのお土産の蜂蜜での中毒例がある。

松葉酒のお酒

赤松

赤松

【効用】

高血圧

【作り方】

4リットルの瓶で作る場合、赤松の葉を水洗いして三つ切りにして瓶の八分目までに敷き詰めていれる。その上から、山中でとってきた湧き水(純粋のお水)を2リットル、氷砂糖を2キロ入れる。少し蓋を開けておく。

夏場はね冷暗所に約一か月くらい置いておく。冬場は、一日3時間程度、松葉珠の入った瓶を日光にあてて発酵を促し、あとは、冷暗所におく。その繰り返しである。白い空気泡が松葉にたくさんつき、ガスが生じるので瓶のふたはは、少し開けておくことが必要である。水と氷砂糖と松葉が相乗発酵してお酒になるものである。気泡がでなくなれば松葉珠を飲んてもよい。これを一日、盃一~二杯程度服用する。血圧を下げると共に強壮の特効もある。

松葉酒

松葉酒

アララギ

アララギ(イチイ)

アララギ(イチイ、一位、櫟)

【効用】

心臓病

【煎じ方】

アララギという常緑樹の葉を一枚ずつ摘み取り、1~2ケ月の間、陰干しておく。お茶に煎じる場合は、0.5リットルの水を入れた“やかん”に、アララギの葉をこぶし一握り程入れて強火で10分くらい沸かして、弱火で10分くらい沸かして、薄茶色に色がついたら出来上がりです。
また、アララギの葉とは別に、木の部分を細かく楊枝の長さ(割りばしの太さ)位にきったものを一握り、やかんに入れて煎じてもよいものである。

これを毎日、朝昼晩と食事の際に飲まれるとよいものである。但し、種子は、食べられないものである。

さるのこしかけ

さるのこしかけ

さるのこしかけ

さるのこしかけ

【効用】

サルノコシカケには、体質改善りほか血液をサラサラにしてくれる作用があるとされ、高血圧の人には血圧を下げ、低血圧の人には血圧をあげる効果があるといわれています。
また、サルノコシカケの成分のタンパク質を含む多糖類に制ガン作用があるとされます。

どくだみ茶

どくだみ

白桃花【はくとうか】の煎じ茶

白桃花

白桃花

一つ葉

一つ葉

一つ葉

【効用】

婦人病

かんいちご

かんいちご

【効用】

アトピー性皮膚炎

ウラジロガシ

ウラジロガシ

【効用】

腎臓結石、胆石、尿管結石など結石に関するものに効果あり

またたび

またたび

【効用】

リュウマチ

マムシの皮

マムシの皮

マムシ酒

マムシ酒

【効用】

痔、虫刺されの所に、マムシの内側の皮を貼ると良くなる