帝国神霊学研究会とは、岐阜県出身の霊術家・星天学が主宰する昭和初期の団体で、本部は岐阜県加茂郡八百津町(八百津せんべいが有名)に置かれた。星天学は、岐阜県梶尾谷の村に生まれ、極貧のために尋常小学校を中退、たまたま岐阜県市内の劇場で見た催眠術の興業に感銘を受け、独学で霊術を修得し一家をなしたものである。
著作『神研流霊術全書 第一巻、第二巻』、は、昭和七年十月に発刊され、その後、何度も版を重ねている。国会図書館でも保存されてあるが、全国各地の霊術を学び自己の研鑽を加え独自の境地にあったようである。
また、岐阜からは田中守平、臼井甕男、荒深道斎、田中治吾平という霊術・霊学家を輩出している